· 

2019年3月6日 開催 未来へつながるワークショップ vol.1 障がいのある子も大人になる! 就労・自立へのあゆみ ~障がい者就労現場の“いま”を知り、 明るい未来へ進もう~

 今回の参加者の大半が、小学生以下のお子さんのお母さん。

まだまだ子どもに手がかる時期。障害のあるわが子の将来が見えず、漠然とした不安を抱えています。

 

そんなお母さんたちに、

大人になった障害のある方が、実際に働いている現場を知ってもらいたい。

わが子の将来に明るい希望を持ち、日々の育児に向き合える力を得てほしい…

そんなおもいで企画しました。

 

障害者就労の知識があまりない方にもわかるよう、障害者就労の全体像をつかめるお話に始まり、

就労移行支援A型事業所、民間企業2社より、事例発表をしていただきました。

 

 

障害のある方が自分自身で「働きたい!」という意思を持ち、

職場で存在が認められて自分自身の居場所ができると、

親ですら知らなかったような力を発揮し、それが職場全体にもよい影響を与えている…

そんな現場の事例の数々を、教えていただきました。

 

 そして、一般企業で働く発達障害当事者として、

幼少期からこれまでの自身の経験を語ってくださった若者の姿に、涙ぐむお母さんたちも…。

 

 今回、会場では登壇者のお話しを、

グラフィックファシリテーションのエキスパートである奥野 美里さんが、

リアルタイムで見える化してくださいました。

 

 

終了しても、このグラフィックを見ながら

登壇者、参加者が共に語り合う、感じたことをふせんに書いて貼る、…

 

 

こんな対話ができたのも、このパワフルであたたかいグラフィックがあったからこそ。

アンケートでも、

 

 「わが子の未来に希望がもてました」

「就労の基盤は、やはり日々の積み重ねが大切だと実感しました」

「企業の方のあつい思いに心うたれました」

「当事者の姿に勇気づけられました」

 

 など、たくさんのメッセージが届いています。

 

 今回私たちは、オンライン参加形式に初めてチャレンジしました。

 

会場まで行くには遠い、子どもを預けられない、イベント参加が苦手…

さまざまな事情があっても、オンラインなら自宅から

スマホやタブレット、パソコンで会場と同じ内容を得られます。

 

 今回の開催で、オンラインの大きな可能性を感じました。

 

 今回得られた改善ポイントをふまえ、オンラインを活用し、

地域を越えて必要な情報をお届けできるよう、さらに研究していきますね。

 

 リアル会場と、全国から集まるオンライン参加のみなさんを繋いでくださった、

オンラインサポーターの皆さんのお力で、

今まで繋がれなかった全国の方たちと、この場を共有することができました。

 

お忙しい中ご準備・ご参加いただいたご登壇企業の皆さま、

ご参加くださった全国の皆さま、本当にありがとうございました。

 

今回の学びを、今後の活動にいかしていきます。