<開催レポート>
~チャレンジドLIFE 5周年記念イベント~もっと知りたい! わかりたい!“くわばたりえさんと語る発達障がい”
2022年9月11日、チャレンジドLIFE設立5周年を記念して、タレントのくわばたりえさんをゲストに迎えてのトークイベントを開催しました。30名の皆様にご参加いただき、笑いと涙とあたたかい言葉があふれる素敵な時間となりました。
当日の様子をお届けします!
(取材協力:ライター&フォトグラファー 石川ひろこさん)
スタッフ打ち合せ
会場は株式会社オカムラ様の共創空間Open Innovation Biotope “bee"。
一歩会場に入ると「わあ〜。すてき♪」という声が上がるおしゃれな空間♪
ここで開催できたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
会場入りしたりえさんと打ち合わせ。
2時間半という限られた時間を最大限に生かし、参加者のみなさまに楽しんでいただけるように最終の調整をします。
いよいよスタート!
開場と同時に続々とご入場検温・手指消毒にもご協力いただきありがとうございました。
くわばたりえさん、ご登場!
参加者のみなさまと一緒に声を合わせて「りえさん〜〜!!」と呼び、りえさんが笑顔でご登場。
「わ〜〜!!」と思わず声をあげる方、多数!会場が笑顔で一つになった瞬間です。
パネルディスカッション
「ママ友の子が発達障がい児だと打ち明けられたらどうする?」
「打ち明けることでそれまでの関係が変わってしまうかもしれない?」
「学校での困りごとに対して親ができる工夫は?」
「発達障がい児の家族と関わってみて、りえさんの意識で変わったこと」
などについて、りえさんの思いを、発達障害児を育てる畠中、mikiと一緒にざっくばらんに語っていただきました。
参加者のみなさまは大きくうなずきながら、メモを取ったり大笑いしたり。
りえさんの言葉には力があり、当事者でないからこその視点でストレートな気持ちを聞かせていただきました。
テーブルトーク
3人でのトークの次はテーブルトークです。参加者のみなさまがりえさんを囲んでお話できるようにと、テーブルトーク形式を取りました。ご自身が発達障がいをお持ちの方、発達障がいのご家族がいらっしゃる方、そのどれにも当てはまらない方が、一つのテーブルでそれぞれの思いをシェアする時間となりました。
畠中とmikiも各テーブルを回り、貴重なお話をたくさん聞かせていただきました。話しながら涙する人、それをあたたかく受け止める周りの人たち。初めましての人同士でも、安心して話せる輪があちこちに生まれました。
りえさん、畠中からのメッセージ
盛り上がりに盛り上がったテーブルトークの時間もあっという間に終了。
最後にりえさんに感想をお伺いしました。
「発達障がいの有無は関係なく、その人自身がどんな人かを知ることが大事」だとおっしゃったりえさんの言葉が印象的でした。
イベントの最後には「半径5mに気持ちいい風を吹かせたい」という畠中からのメッセージを伝えさせていただきました。
大きなことはすぐにはできないけど、まずは自分が笑顔になってみる。
そしてそんな自分を中心に家族が笑い、それが子どもの友だちに広がり……。
自分の半径5m以内にいる人が幸せに過ごしていけるように。
それがどんどん広がっていくと、発達障がいを持つ子どもたちも暮らしやすい世の中になるのではないか。
そんな言葉でチャレンジドLIFE5周年記念イベントを締めくくりました。
この5年間、たくさんの方々の支えがあり、ここまで歩んでこられたことを心から感謝しています。
まだまだ私たちにはやりたいこと、伝えていきたいことがたくさんあります。
これからもチャレンジドLIFEは発達障がいの目線で、みんなの生きやすさを叶えるために進んでいきます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。