日揮パラレルテクノロジーズ での働き方と、今までご経験されてきた働き方との違いなどを社員の方にうかがいました。
<Yさん>
―今どんな業務をされていますか?
Yさん:日揮グループ社内のデータベースを使いやすくするために作り替えることや、Webアプリを作っています。
―元々IT系のお仕事をされていたのですか?またJPTで働くきっかけは何でしたか?
Yさん:大学は情報系でしたが、就職した会社が電機メーカーで、ITではなく主に電気回路の仕事をしていました。約9年働きましたがいろいろとしんどいことがあり、退職。ITの仕事をしたいと思い、JPTに就職しました。
―JPTは特例子会社ですが、どのような障害特性をお持ちか、差し支えない範囲で教えてください。
発達障害の特性で、一生懸命指示を聞いているつもりでも、だんだん内容がわからなくなるということがあります。自分のタスク一覧を上司などに週一でチェックしてもらうなどすると大丈夫なのですが、以前の職場ではそれができなかったので躓いてしまい、体調を崩し障害者手帳を取得という流れになりました。
―そうだったのですね。実際にJPTで働いてどのような変化がありましたか?
前職が合わず辞めた理由は、担当業務が大学時代の専門とは違ったということもありますが、私はロングスリーパー(睡眠が10時間以上必要な)体質で、8時間労働が合わなかったということも影響しています。JPTでは6時間労働で勤務できていることが、私にとって一番のメリットですね。
―ロングスリーパーとわかったのはいつ頃ですか?
Yさん:大学院の頃にはなんとなく気づいていたのですが、就職したらなんとかなると思っていました。しかし、やっぱりダメでしたね。
―なるほど。そうでしたか。他にも、ご自身にとっての働きやすさはありますか?
Yさん:在宅勤務なので、通勤時間がないということは、私にとってとても嬉しいことですね。時間の節約もできますし疲れないです。あと聴覚過敏もあるので、自宅の静かな環境で仕事ができるのはいいですね。前職はすごく騒がしい環境だったので、静かな実験室などに逃げて仕事をしていました。
―今の働き方で難しいなと感じるところや、適応するまでに時間がかかったところはありますか?
Yさん:あまりないのですが、あえて言うなら人の顔と名前が覚えられないということはありますね。みんなオンラインで仕事をしているので直接会う機会がめったになく、新しく入ってこられた人の顔と名前が一致しないこともあります。
―これからの目標を教えて下さい。
Yさん:今の仕事の内容もやり方も自分に合っていると思っています。そのため、今の案件を無事に終わらせて、また次に出会う案件に前向きに取り組んでいきたいです。今まで成功体験をあまり積むことができなかったので、いま、「できた!」という体験をようやく積める段階にきたのかなと思います。
―貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。